WR250R タイヤ交換
バイクのタイヤ交換に挑戦してみました(^_^)。と言っても、単に今付いているタイヤを外して再度取り付けるだけなんですが...。そう、つまりパンクを想定してタイヤ交換の一連の作業を身につけよう!というのが今回のモチベーションとなります。
僕はバイクがパンクした経験はオンでもオフでも一度もありません。
これまで乗ってきたオンロードバイクは、チューブレスタイヤが主でしたから、仮にパンクしたとしても、釘程度であれば一気に空気が抜けてしまうことはないと聞いていました。それにパンク修理もホイール、タイヤ共に外す必要はなく、弾丸形状のゴムと接着剤をグリグリ入れてやればよいので、応急処置も比較的簡単らしいです。やったことはないので実際はどうか知りませんが(笑)。
しかし、オフロードバイクは多くがチューブタイヤなので、パンク修理はホイール外して、タイヤ外して、チューブ引っ張り出して...と色々やらないといけません。
日帰りで林道ツーリングを楽しむ程度であれば、パンク修理剤に頼るとか、パンクしたら割り切ってパンク状態のまま林道を抜けるとか、頑張ってバイクを押して気合いで林道を抜ける...でも良いと思うのですが、ロングツーリングだとちょっと話は違ってくるような気がします。
日を跨いで何本もの林道に入っていくなら、やっぱり途中で起きうるパンクにも対処できるようになっておきたい...なにしろ夏には林道の宝庫でもある北海道へツーリングに行くわけだし...。
パンクは釘を踏みやすいリヤに起きやすいそうです。また、リヤの方が固くて作業が大変らしいので今回はリヤタイヤで実践してみました。まずはリヤタイヤを浮かせてアクスルナットを外して、タイヤを外すところからです。
タイヤレバーで頑張って、ホイールからタイヤを外してやり、チューブを取り出します。外すこと自体は難しくなかったのですが、チューブを噛んでしまっているかどうかがよく分からなかったです。
ホイールとタイヤがようやく分離。難しくないですが、この時期にこの作業は汗だくになります(^_^;)
後は、再度チューブを入れて、タイヤをはめ込んでやればヨシ!色々なブログを参考にしましたが、タイヤにチューブを嵌めてからホイールに入れる方法と、タイヤの片側をホイールに嵌めてからチューブを入れる方法と、2つあるみたいでした。
両方でトライしましたが、特に後者の方法ですと、バルブをホイールの穴に通すのが大変で結構手間取りました。バルブプーラーという工具を利用すると楽にできるようです。
最後に組みあがったタイヤとホイールをバイクに取り付けて作業は終了。WR250Rのアクスルナットのトルクは125Nmなので、手持ちのレンチで125Nmの感触も確認して完了です。
それから、実際の林道では、メンテナンススタンドは無いので、出先の林道でタイヤを浮かせる方法は事前に考えておく必要があります。つっかえ棒みたいなものを利用する場合、リアは簡単に上がって安定もするのですが、フロントは上げるのも一苦労ですし安定もしないので、この辺りはどうすればよいか試行錯誤して行きたいです(^_^)。
今回やってみての感想は、タイヤ交換は思ったほど難しくないが、大変なのでこの作業を林道内でやりたくはない...ということと、肝はタイヤレバーでいかにチューブを噛まないようにするかだと思いました。
今後は替えのチューブや工具類も常備して林道ツーリングに出かけようと思います。オンロードに比べてどんどん携帯する荷物が増えていってます...(^_^;;)。工具に関しても今後最適化してなるべく軽量になるようにしていきたいと思います。
最後に、摘まみ聞いた話ですが、DUNLOPのチューブはパンク修理キットのパッチと接着剤が上手く定着しないようで、穴が塞げないらしいです。現在、ちょうどDUNLOPチューブを履いているので、今度チューブ交換したら古いDUNLOPチューブに穴を開けて試したいと思います。
おしまい。