ツーリング 北海道 自宅〜フェリー乗り場 2010-08-01〜02

前日に夜勤のアルバイトをしており、家に帰ってきたのは8月1日の朝7時。

考えていた予定では、お昼過ぎまで寝てから、風呂に入って、

夜になる頃に出発するという予定でした。


朝、バイトから帰ってきて、いい具合に眠りに落ちたものの、

起きたのは正午でした。少し早かったので、もう少し寝たかったのですが、

疲れは感じるものの、なぜか眠れませんでした。

そして、いつものことですが夜勤明けの妙なダルさのようなものをズッシリ感じながら、

荷物を再チェックするなどしていました。

結局、夕御飯は自宅で食べることになり、カレーを食べました。

出発前のよくあるドタバタをやりながら、荷物をバイクに括るだけで汗だくになり、

着ていくはずのシャツはびっしょりと濡れてしまい、着替えなどしている間に、

結構な時間を食われていたような気がします。

家を出たのは19時過ぎになりました。

フェリーの出航が翌日2日の10:30でしたので、早すぎる出発でしたが、

何があるか分からないので、余裕に余裕を持たせてのこの時間としました。


もうだいぶ乗りなれたはずのVツインマグナですが、

やはり、荷物を満載に積むと、いつもと扱いの感覚が違いました。

マグナは低速での安定感がないと常々感じていましたが、荷物が載ったことで、

いつものようにすると少しふらつくような状態でした。

のちのち、いらないものを持ってきすぎたと後悔することになるわけですが…


とりあえず、高速道路に乗るまでの下道は結構時間がかかりました。

練馬から関越自動車道に乗ったのですが、事前に道はしっかり調べておいたので、

特に道に迷うなど、問題なく高速に入ることができたわけですが…


新日本海フェリーのため、練馬ICから新潟亀田ICまでを走りましたが、

大体、この間300㌔ちょいだったと思います。

高速ならなんてことない距離だと思ったのですが、

夜勤明けで疲れていたのか、SAには何回か立ち寄ることになりました。


そして、確か新潟まで残り150㌔を切ったくらいの場所だったでしょうか?

そこにあったトイレと自販機だけのSAに寄って、缶コーヒーを飲みながら、

タバコを吸っていました。(普段タバコは吸いません)

ツイッターでも呟いた様な気がするのですが、群馬辺りで事前の天気予報があやしく、

もしかしたら雨に降られるかもしれないと考えてはいたのですが、

ココで、ついにその悪夢が起きました。

このSAを出発した直後に、いきなりどしゃ降りの雨に襲われてしまい、

次のSAまでは距離があるだろうし、止まって雨具を着ようか迷いましたが、

危ないので、我慢して次のSAまでは、濡れながら走ることにしました。

もう本当に容赦のないどしゃ降りミサイルの雨で、次のSAにあった休憩所に駆け込みました。

このときには、僕は全身ずぶ濡れで、さらにサドルバッグなどに、

防水カバーを掛けたりしていたので、余計に濡れることになりました。

僕が雨宿りしていたのは、SAで御飯が食べられたり自販機のある建物だったんですが、

バイク乗りでずぶ濡れだったためか、車で来た人にジロジロ哀れんだ目で見られていました(笑

このときが、2日の深夜2時頃で、さすがにこのどしゃ降りを走るのは嫌なので、

3時まで待ってみて、止まなければそれから考えようと思っていました。

ココでは確か1時間ほど足止めを食らうことになって、

途中で雨が弱まったので、隙を見て雨具を着て出発しました。

そこからは多少の雨に降られはしましたが、どしゃ降りはありませんでした。

次のガソスタのある大きなSAに着く頃には雨は完全に止んでおり、

雨具を脱いで、濡れた服を乾かすように、少し時間をつぶしていました。

すると、宮崎駿に似たヒゲのおっちゃんに話しかけられ、

どこに行く、どこから来たとか、色々話しました。

やっぱり、たくさん荷物を載せていると声を掛けてくる人はいるみたいです。

それにしても、すごく丁寧な言葉遣いのおっちゃんで、俺みたいなガキにもすごく丁寧でした。

ガソスタで給油して、雨もすっかり止んだ(と思い込んでいた)ため、

雨具をしまったわけですが、ガソスタで給油が終わって、

さぁ、走るぞ!というドンピシャのタイミングでまた雨が降り出してきて、

もう、正直テンションはがた落ちでした。なぜこのタイミングで降るんだ!、みたいな(笑


再び雨の中、新潟に向かってひたすら走って、夜が明けて着た頃になると、

もう眠くて眠くてしょうがなくて、これじゃ危ないということで、

SAに立ち寄って休んだのですが、もう本当に眠くて、新潟まであと60㌔なのに、

その60㌔が途方もなく遠い距離のように錯覚しながらベンチでへばってました。

自販機でコーヒーでも飲もうか思い、自販機を見ると、ちょうどリポビタンDが。

たまにリポD正露丸を万能薬のように崇拝している人っていると思うんですが、

今回はそれがちょっと分かった気がします。

リポDを一気に飲んで、走り始めると、一気に眠気が吹き飛んでしまいました。

そのまま、新潟亀田ICで高速を降り、コンビニに寄って、

よく、フェリー内では給湯室があるので、カップ麺を予め買っておいて、

フェリー内で食べる、という人がいるみたいなので、僕も買っておきました。

フェリー乗り場に着いたのは、朝の6時で、チケットは9時までに受け取れば良かったため、

少し早く着きすぎた感じでしたが、最初はこのくらいの余裕があってもと思います。

新日本海フェリーのターミナル↑に着いたわけですが、どこで待ってればいいのか分からず、

ターミナル内の交通整理をしていた兄ちゃんに何度も声を掛けたのですが、

ひたすら無視されて、疲れていたのもあってイラっときましたね。

そのうち、他のライダーが来て、バイクを停めている場所に習って停めたのですが、

あの対応はちょっとないですね。いや、対応というか対応されずに無視された続けたわけで…

次からは大洗〜苫小牧のフェリーを使うことにしよう、とかガキみたいな事考えてました(笑

チケットの交換が確か7時くらいだったので、待っていると、

CB1300SFに乗ったオジサンが現れ、気さくなオジサンだったので、

その人とずっとしゃべっていました。

かれこれ4時間近くの間、フェリー乗り場で待っていましたが、

続々とバイクが集まってきて、大体バイクは30台くらいになっていたと思います。

そして、遂にフェリーの内部へ。