ヒルバーグ アクト

昨年、夏になる前に新しくテントを新調しました(^_^)
これまでモンベルのクロノスドームを使っていたのですが、そろそろ新しいテントが欲しいなと思い、雑誌でしかお目にかかれていなかったヒルバーグのアクトを購入しました。


ヒルバーグを選んだ理由は、単純にスペックの高いテントに興味があったからです。その中で、ロングツーリングで林道を走ることもあるので、クロノスドームより軽いテントが良かったのでアクトを選択しました。


アクトで夏シーズン7〜8泊して率直に感じたことは、
・フライシート、インナーテント、グランドシートが連結されていることで素速い設営・撤収が可能。
・雨に強く、雨天時の撤収もしやすい。
・前室はクロノスドーム並みの広さが確保されている。
・中は思ったより狭くない。
・フライシートを格好良くピンと張った状態で設営するのが意外に難しい。
・高価なテントのため、テント張ったまま離れると盗難がちょっと心配。


アクトを使って初めに驚いたことは、撤収が素早くできることでした。フライ・インナー・グランドシートを連結したまま設営・撤収ができる作りになっており、それぞれを個別に畳む必要がないため、これまで使ってきたテントとは段違いに早い撤収が可能。設営も一気にできるので楽なのですが、ピンと張るのが意外と難しいです。

8月下旬頃には、渋川市にあるくりの木キャンプ場へ行ってきたのですが、夜8時くらいから天気が急変し、雷を伴う土砂降りに会いました。そのまま翌朝までずっと強い雨が降り続けていましたが浸水はゼロ。結局、9時を回った時点でも強い雨が降り続けていたため、雨天撤収をせざるをえなかったのですが、インナーはほぼ濡らすことなく撤収できました。この辺りはさすがスペックの高い山岳テント。

また、バイクツーリングする際にテントに必要な要件として、荷物を前室(あるいはテント内)に全て収納できる容量を持つことが挙げられると思います。アクトの前室は十分な広さがあってかなり使いやすいです。荷物やブーツ、テーブル、ヘリノックスなど全て収納できたので便利だと思いました。

インナーテント内も、端っこの天井は低くなっているものの、クロノスドームと比べて使いにくいと感じるような狭さには感じませんでした。もちろん比較するとアクトの方が確実に狭いですが。

それからロングツーリングの際には、早めにキャンプ場でテントを設営し、荷物を置いて林道に向かうということを何度かやったのですが、どうしても盗難は気になっちゃいますね。


高いテントではあるものの躊躇することなくこれからもガシガシ使っていきたいと思っています。