GSX-R750 積載方法を考える Speedrack
年末のツーリングに備えてGSX-R750の積載方法を考えました。
色々考えましたが、今回は、ヘプコ&ベッカーが販売しているSpeedrackを利用することにします。
Speedrackとは、リアシートを外して、そこに付け替えられるキャリアのことです。
ネット上にはGSX-R750のSpeedrackに関する詳細な情報が余りなかったため、こちらにまとめておきたいと思います。
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これがGSX-Rの純正リアシート。
こちらがSpeedrackです。かなり頑丈な鉄板で、重量もそれなりにあります。
純正リアシートとSpeedrackを重ねて、その大きさを比較してみました。
大きさは余り差がないように感じますね...ただし、Speedrackのメリットとしては、荷物を引っ掛けるための穴が複数あることと、比較的平らなので安定して荷物を載せられることにあると思います。
Speedrackの付属品一覧。Speedrack本体の鉄板とステー、そしてボルト、ナット類が付属します。
僕は買ってから気が付いたのですが、Speedrackは純正リアシートから取り付けステーを外して流用することで取り付けを行います。
2万円近い価格ですので、てっきりオールインワンだと思っていたら...とんだ誤算でした。正直、この内容でこの値段は高すぎないか...?というのが本音です(^_^;;)。
ちなみに、ロングツーリング以外では、純正リアシートが使いたかったので、別途中古でGSX-Rの純正リアシートをオークションで落札しました(予定外の出費...)。
Speedrackの取り付けに必要な純正ステーは左側のステーになります。これを純正リアシートから取り外し、Speedrack本体である鉄板に取り付けます。
ステー類を取り付けるとこのようになります。
Speedrackに付属しているステーの溶接...なんかクオリティが...(^_^;;;;)
また、Speedrack本体の鉄板には、おそらくBOX等を固定するための穴が開いています。写真のように穴を使わない場合、その穴を塞ぐキャップが付いているのですが、このキャップ逆さにしただけで直ぐに外れます...。
GSX-Rに取り付けると上の写真のようになります。
この状態だと、リアカウルとSpeedrackとの間に大きなクリアランスができます。
なので、このようにスポンジテープを貼ることでリアカウルとのクリアランスを無くすようになっています(スポンジテープは付属しています)。
GSX-R750にSpeedrackを利用して、キャンピングシートバックを取り付けてみました。
取り付けは、Speedrack後部の穴にベルトを通してバックの後部を固定。
前側は、GSX-Rのタンデムステップ付近にあるフックに引っ掛けて取り付けています。
この状態でかなり安定してバックを固定することが出来ています。
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また、今回、Speedrackを購入する前に、以下の写真のような、ナンバープレートと共締めするタイプのフックバーも考えましたが、止めにしました。
ナンバープレートを支えるリアフェンダーはプラスチック製でガッチリしていないため、バックを固定するベルトで強いテンションをかけることが出来ないからです。
さらに、スーパースポーツでのツーリングの場合、サイドバッグが最もポピュラーかと思います。
ただ、サイドバッグで雨天走行の場合、レインカバーの構造上、ドローコードで絞った穴が内側向きになるため、後輪が巻き上げる水が浸入するという点がネックでしたので、見送りとしました。
上記の問答を経て、高価ではありましたが、Speedrackの購入に至りました。
実際に、ツーリングに使ってみて、何か気が付くことがあれば追記したいと思います。