モンキー ボアアップ

モンキーに乗り始めて約1年経ちました。


その間、ノーマルでロングツーリングにも数回行き、ノーマルを堪能したので、
このたびモンキーをボアアップ致しました!


ノーマルは、エンジンが非常に安定しており、ロングツーリングがメインの自分にとって、エンジンを弄って、この安定性が失われるのは痛手ではあります。
一方で、エンジンの知識を付けたり、弄って楽しむということもモンキーの醍醐味と思っていたのです。


僕が今回行ったモンキーのボアアップを含むカスタムの方向性としては、
・法廷速度30kmの解除、及び原付2段階右折の解除をする。
・車の流れに乗って走れ、山道で極端に速度が落ちない程度にする。
・耐久性はなるべく落とさないようにする。
・ノーマルのモンキーの概観は崩さないようにする。
を目標にしました。


カスタムに使用したキット、パーツは以下です。
・キタコ ボアアップキット75cc
・キタコ 3ディスクのクラッチ
・キタコ オイルポンプ
・キタコ ドライブスプロケット
・キタコ ハイカムシャフト
・キタコ キャブキット
・キタコ パワーフィルター
・キタコ ハイスロットル
・G-Craft オイルクーラー
・武川 強化チェーン


こうして改めて書き出してみると、キタコで固まってるなぁと思いますね(自分で選んだ癖にね
ちなみに、マフラーだけは、少し前に変更済みです。


ボアアップ作業に関しては大変すぎてコチラに載せられませんが、
コレだけのパーツを組み込むとなると、経験がない自分にとっては結構な量の作業でした。
良く聞くプラモデル感覚...とか言うのは大嘘ですね(^_^;;)


大変だと感じた作業は...
・ガスケットはがし
・ガスケットで固着したケースを外す
・プラスドライバで外すやたら硬いネジ外し
・カムチェーンの取り付け
・スタッドボルトの締め付け
とかですかね...


ガスケットは、気合で剥がすしかないものの、
工具としてプラスチックハンマーとショックドライバがあると全然違います。
固着したケースはプラスチックハンマーがあると簡単に外せますし、
硬いネジもショックドライバで簡単に外せます。
最初は両方持っていなかったので外せずに困りました。
カムチェーンは、カムチェーンテンショナーの仕組みを知らず、カムスプロケットにチェーンが届かずに悩みました。
スタッドボルトにいたっては、強く締めすぎて捻じ切ってしまうという...


虎之巻にしたがって、ハイオク使用のオイルはG3です。
走ってみると、純正とは全然パワーが違いました。
とにかく慣らしは丁寧にやって、徐々にスピードを出して行こうと思っています。


また、ボアアップすると速度は上がるものの、熱も上がってしまうので、
結局、ボアアップ量と耐久性はトレードオフな関係になってしまうんですね。
僕がポピュラーな88cc等でなく、75ccを選択した理由は主にコレです。
なにしろ知識がないため、上記のキット、パーツを選択するのに、もの凄い数のブログやレビューを参考にしました。
今後は、この仕様のモンキーで超ロングツーリング予定ですので、経過報告もしていきます。


加えて、ボアアップ後、市役所で原付2種登録を行いましたが、
ネット上では「ボアアップの理由」として「エンジンが故障したため」と挙げている場合が多かったですが、
自分は「法廷速度30km及び2段階右折の解除の為」としました。