コールマン コンパクトツーリングテントST

コールマンのコンパクトツーリングテントSTを購入しました。

北海道ツーリングの際に使用します。

今回は、ざっとこのテントの感想を書いていきたいと思います。

というのも、このテントに関する詳しいレビューがなかったため、

次に買う誰かの参考に少しでもなってくれればいいと思っています。

ちなみに、僕はテント設営経験もなかったですし、テント泊まりもなしの素人ですが…(笑)

そんな素人目から見て、このテントの評価をしてみたいと思います。

また、実際に使用してみてどうか、という点については、

北海道ツーリングのほうから帰ってきてから、あらためて追記していきます。



コンパクトツーリングテントST+説明書。

セット内容としては、

インナーテント 1個
フライシート  1個
メインポール  2本
フロントポール 1本
アルミペグ   11本
自在ロープ   4本

となっています。それでは写真を交え、テントを組んで行きたいと思います。



まずは、インナーテント。いわゆるテントの本体に当たる部分です。

これにメインポールを取り付けてテントを張っていきます。

ポールです。左からフロントポール、右2本はメインポールです。

材質はFRPというものです。高いテントだと、アルミであったり、ジュラルミンであったりと、

色々と上はあるそうですが、今のところポールに特に問題はありません。

ポールの接続部です。ポールの内部にはこのようにゴム紐が通っています。

次に、折り畳んであるメインポールを伸ばし、インナーテントの上でクロスさせて置きます。

そして、早速ポールを立てていきます。

インナーテントの四隅に、このような?の形のピンがあるので、

メインポールの端にそれぞれ4箇所これを差し込みます。

差し込むとポールがグッと湾曲しますので、倒れないように押さえながら、

インナーテントの中央にあるマジックテープでポールとくくりつけます。

こんな感じで、テントの外形ができました。

インナーテントにはこのようなフックが付いていますので、それをポールに付けます。

これでインナーテントの組み立ては終了です。


次に、テントの前室を作るためのフロントポールを取り付けます。

とりあえず、フロントポールをピンに差し込んでこのようにしておきます。

付属品のペグ。ここで、テントを固定するためにペグを打ち込むのですが、

今回は、テントの仮組みのため、省略しました。


次は、フライシート(風雨を防ぐための外側のシート)を被せていきます。

このように、インナーテントにフライシートをガバッと被せます。

そして、フライシートの四隅にあるフックを図のように取り付けます。

で、フライシート内側にこのようなマジックテープがあるので、ポールに付けます。

このとき、前室を作るためのフロントポールはフライシートの内側になりますので、

同様に、フライシート内側のマジックテープで固定します。

こんな感じでテントっぽくなってきました。

後は、フライシートをペグでピンと張ってあげれば完成。


また、この段階で一応の完成ですが、風雨が激しいときのために、

このテントにはストームガードというシステムがあるようです。

自在ロープ。この赤いロープをフライシートの4箇所に取り付け、地面にペグを打つことで、

風からテントを守るシステムになっているようです。今回取り付けはしていません。



テントの入り口部分。フライシートにジッパーが付いていてそこが入り口になります。

テントの前室。それなりの広さがあるので便利そうに感じました。

テントの内部。こんな感じになっています。

一応、1〜2人用となっていますが、大人2人が寝るには狭すぎると思いますので、

1人用と考えた方がいいと思います。

後、確かランタンを吊るすための紐があったはず…すいませんが確認忘れました。



さて、組み立てたら片付けもしないといけません。

組み立てた手順と逆にフライシートやポール等を外していきます。

ぺちゃんこになったインターテントとフライシートを畳んでいきます。

まずはフライシートに4箇所このような赤いのがありますので(ストームガードに使う)、

これを摘まむと、横長の台形のような形に畳むことができます。とても簡単。

台形の端を折り畳みます。

さらに折り畳んで、こういう感じにします。


次は、インナーテントです。

地面にこう置いて、両端を畳みます。

こんな感じになるので、さらに畳んで小さくしていきます。



すると、インナーテントとフライシートが畳み終わりました。


ここで、アルミペグやポールを付属の袋にいれます。

これらは、テントを丸めていくときの芯になりますので、

フライシートの端に置いて、丸めていきます。

丸まったフライシート。中にアルミペグやポールがあります。

次は、これを芯にして、インナーテントを丸めます。

これが…

こうなります!


後は、テント収納用のキャリーバッグに詰めれば片付け完了です。

キャリーバッグは、僕の調べたところによると、一応防水だそうです。

僕はバイクに積むので、雨天時、外側のバッグが防水でなければ、袋に入れるなどの

対処が必要ですので、そこらへんがどうなのかな、と思いました。

バッグが防水であるという明記はされてはいませんが、

軽い防水効果っぽいので、多少の雨なら平気そうではあります。

ザンザン降りならビニール袋などに入れる必要もあるんじゃないかと。

バッグの口は2重構造となっています。

これにテントを入れてあげれば、

収納終わり!



全体的な感想としては、テントを組んだことのない人でも、

1人で十分に組み立てられると思います。思ったよりも簡単でした。

慣れてしまえば、5分もあればパッと組み立てられそうです。

なので、一人用のテントとしては、収納時のバッグのサイズが、

僕が測った限りだと、横45cm、縦20cm程、重さは3.5kgなので、

ツーリングにも持って行きやすいサイズかと思います。若干重たいかなという感じ。

価格的にも約12,000円ほどで買えるので、そこも魅力かもしれません。

初めてのテントだけど、安物では不安…でも、そこそこのテントがほしい、

という人にとっては需要のあるテントではないかと思います。