CB400SB ヨシムラ機械曲チタンサイクロン TTB/FIRE SPEC

CB400SBのマフラーを交換しました。

ヨシムラのフルエキゾーストです(高かったぁ〜(^_^;;))。

取り付けは自分で行いましたので、苦労した点や取り付け後の感想などを纏めたいと思います(取り付け途中の写真は無いですが...)。

ちなみに、マフラー交換は初めてで、最初に言っておきますと、
かなり苦労いたしました(^_^;;)

そういったところも余すところなく、書いていきたいと思います。



[取り付け]

取り付ける前には、純正のマフラーを外さないといけません。

外すのは簡単です。

サイレンサーを外してから、エンジンとエキパイをつなぐスタッドボルト計8個を外して、最後にエンジン下部のボルトを外せば簡単に取れます。

注意点は全てのボルトを外すとマフラーが落ちてくるので、下でちゃんと支えないと地面に落ちて傷が付いてしまうところと、
スタッドボルトを外す際には、狭い場所に工具を入れての作業となり、ちょっと面倒なところでしょうか。

次にこれまで着いていたガスケット外しですが、接合面にマイナスドライバーを差し込めば簡単に外れてくれます。


次に、マフラーを組んで取り付けていきます。

エキパイはFIRE SPEC仕様で、綺麗にや焼き色が付いており、直接手で触らないように軍手を使いました。

CB400用のヨシムラのエキパイは1番と2番、3番と4番の間にそれぞれ連結パイプがあり、連結パイプを付けてから、集合パイプに差し込みます。
この連結パイプは、中低速でのトルクの谷を無くすためにあるらしい...と、どこかのブログに書いてありました。

ガスケットは新品のものが付属してましたので、それを使いました。
ガスケットを付ける際には、ガスケットにグリスを塗布すると、ポロっと落ちなくなるため、マフラーが取り付けやすくなります(説明書にも記載あり)。
ただ、使うグリスは何が良いんでしょうかね?
ネットで調べると、モリブデングリスを使用した例があったので、僕もモリブデングリスを塗ってみたものの、超高温に耐えられるものなんだろうか...?

次に、マフラーを支えながら、エキパイをエンジンに取り付ける訳ですが、ここが後にも先にも一番大変でした。
4気筒なので、エキパイの位置を4箇所合わせる必要があり、この微妙な位置合わせに苦戦しましたが、何とか合わせて、スタッドボルトで仮止め。
スタッドボルトも狭い場所に工具を入れての作業になるため、やりにくいです。
また、ボルトを折ってしまうと大変なので慎重にやりました。

スタッドボルトの仮止めができれば、後はそれほど大変なところはなく、サイレンサーまで取り付けることができました。

そして、仮止めだったスタッドボルトを締めた訳ですが、どうも若干隙間があるような無いような...

とりあえず、いつもの城ヶ島まで走ってみたのですが、
アクセルを開けていくのと同時にポフポフ音が鳴っており排気漏れしているようでした。

燃費も純正マフラーでは、21〜23km/ℓでしたが、
ガクッと14km/ℓにまで落ちてしまいビックリしました。

排気漏れしていると、空気が多すぎると検知してより多くの燃料が送り込まれるそうで燃費が落ちてしまうようです。

この日は、もう暗くなってしまい、排気漏れしている状態で次の週末まで待って再度取り付け直す必要がありましたので、一週間もんもんとしてました(笑)


待ちにまった週末。

新しいガスケットを買ってきてから作業を開始です。
ガスケットを付ける際に使用するグリスにはオメガ99を使いました。
高いグリスですが、1000℃を超える状態でも使えるものです。

今度はマフラーの位置を慎重に合わせながら、ゆっくり確実に作業を行いました。

取り付け直すと、ポフポフ音は無くなり、アイドリングも終始安定。
実際に走ってみたところ燃費は20km/ℓまで持ち直しました。
純正には若干及びませんが、十分満足な数値です。


[取り付けの感想]

今回、初めてのマフラー交換をした訳ですが、とにかく大変でした。
結局、取り付け直しになり、一週間持ち越しになったり、
排気漏れも、経験が無いので漏れているのかも初めは良く分かりませんでした。
とは言え、苦労しながらも自分で作業することで得られたものは色々ありましたので、総じてみると自分でやって良かったと思います。


[ヨシムラサイクロンの感想]

音は純正に比べ若干大きくなりますが、うるさい程でもありません。
個人的には大きくなるというよりは重低音になったな...という印象です。
アイドリング音はかっこよくなりました。

走行時の音は大きくなりました。
特に常用する3000rpm付近の音は大きく、加えて振動もやや強くなりました。
例えるなら、これまで純正で6速3000rpmで走っていたのが、
ヨシムラだと3速3000rpmで走っているような感覚の音と振動です。
音や振動で現在のギアを把握していましたので、ヨシムラに変えてからは、
既に6速なのに、さらにギアを上げようとしてしまいます。

日帰りツーリングでは大した違いはないと思いますが、
ロングツーリング時に、常用の3000rpmでこの振動だと疲れないかが少し気になるところではあります。

何より気に入ったのは、見た目です。
ファイヤースペックの焼き色はとても綺麗で、取り付け後にバイクを眺めるとエキパイ部分の焼き色が目を引きます。

燃費は上記で触れたように、純正より若干落ちます。
僕の場合は、今のところ純正21〜23km/ℓ、ヨシムラ20km/ℓです。

また、マジカルレーシングのアンダーカウルは加工しないと干渉してしまい、取り付けられないようです。
これから加工して取り付けられるようにする予定です。


最後に、取り付けた後の写真。