モンキー ツーリング いざ桂浜! 20131230-20140103

年末年始の休みを利用して、高知県の桂浜までモンキーでひとっ走り行ってきました。

2010年夏にどうでしょう班が桂浜までカブで走っていたのを見て、

自分も原付で行ってみたいなー、と兼ねてから思っていたのでした。



自宅にて出発時のオドメータ。モンキーもようやく2,000km程になりました。

初日は国道1号線で、箱根方面に向かい、箱根湯元の手前にて左に折れて、

旧東海道に入り、七曲りを登っていく水曜どうでしょうと同じルートを取りました。


「箱根の山は天下の険」の通りの急勾配で、原付だとキッツイ坂だと思います。

モンキーだと、2速と3速でチェンジしながらでしたが、

流石に1速は使わなくても登れました。マルシン積んでないですからね(笑)



箱根を下って、しばらく走ったところで休憩。

初日は名古屋まで行く予定だったのですが、出発が遅くてかなり押しています。


車の流れが速い道は避けるようにルートを選んで走るのですが、

富士川を渡るために超速で車が流れる由比バイパスへお邪魔しました。

原付で走るとやっぱり色々な面で、中型とは視点が変わるなぁと実感。


そのまま、焼津市牧之原市と進んで、御前崎市の手前で、どうでしょう班が使った近道である県道69号を走りました。


浜松市を超え、浜名湖を越えるころにはもう日も落ち始めて、

頑張って走っていたのですが、夜になるにつれて寒くて我慢できなくなってしまい、

途中、まさかのUNIQLOで、ヒートテックのTシャツと起毛シャツの2枚を追加装備することに(^_^;;)

元々、厚手のフリースとダウンジャケットにマウンテンパーカだったんですけどね...足りなかったようです...


名古屋に着いたのは21時頃でした。今回はテント持参ではないので、

安ホテルに泊まって四国を目指す計画です。


翌朝は、初日の反省も踏まえて早めの出発の筈が、

ホテルの駐車場の守衛さんとの話が盛り上がり、いきなり30分。

この日もどこまで行くのかは決めず、なるべく距離を稼ぐことに専念しました。

道の駅「関宿」にて。


名阪国道は、高速道路並みのスピードで流れる自動車専用道路で、原付では走れませんので

名阪と平行で走る大和街道で、伊賀市方面へ。

まぁ走れたとしても原付だと危険すぎて、走りたくないと思いますけどね...

伊賀市カントリーサイン。ここまでかなり良いペースでした。

伊賀〜奈良くらいまではスムーズに進みますが、大阪に近づくにつれて道も分かりにくく、交通量も信号も増えてペースダウン。

明石海峡大橋を望むころには日が落ち始めていました。

あの橋を原付では渡れませんので、まだまだ西へ西へ走る必要があります。


どこだか分かりますか?塩で有名なところです。

いずれ、赤穂浪士関連で回りたいとも思っていますが、今回は素通りです。

このときには、もう余りの寒さで心が折れそうでした。

かなり着込んでいても、バイクで走っていると何だかんだで外気の冷たさが体に伝わってきます...。

この日はなるべく四国へ渡る橋のある尾道まで近づいておきたかったこともあり、

倉敷まで走りました。


翌朝、倉敷を出てようやく...ようやく四国への入口であるしまなみ街道に辿り付きました

ここまで2日間走り通しということもあり、うれしさもひとしおでした。

しまなみ街道ですが、橋の上を走れるのかと思いきや、

いきなり橋の下部分の鉄骨の隙間を走ることに...まさか全部コレじゃないだろうな...?と思いつつ...。

しまなみ街道は、橋を渡るごとに無人の料金箱に通行料を入れて通行します。

両替機などは当然無いので、細かいお金を用意しておかないとピッタリ払うことが出来ません。

僕もある程度の小銭を作ってから渡り始めましたが、最後は小銭も底を付きかけて、

50円のところを100円入れて通行しました。多い分には問題ないでしょう...。

しかしまぁ、しまなみ街道を渡ってると、料金払わずに堂々と素通りしている原付やら自転車が結構いたのですが、そういうものなんでしょうか...?

鉄骨の隙間だけでなく、ちゃんと橋の上も走れます。原付は自転車と同じ道。

複数の島を経由して、次々と橋を渡る必要があるため、

地図上の距離的には大した距離はなさそうに見えますが、

実際は、次の橋へ行くために島をぐるっとしたりと、思ったより時間がかかりました。


それでもなんとか四国上陸して、一路桂浜を目指します。

ちょうど反対の海側ですので、四国を縦に横断しました。

山道に入ると、がっつり雪が残っています。

原付とはいえ、こけるとタダでは済みませんので注意しながら走りました。

それにしても雪解け水の量も半端ではないくらいでしたので、

走ることで、水が巻き上がりバイクもズボンもかなり濡れてしまいました。

道の駅もいくつかありましたが、時間の都合上、素通りが多かったです。

本当は寄りたかったんですけどね...今思えば結構な強行軍だった気もします。


そして...

遂に...

桂浜に到着しました!

元旦の昼過ぎ...結構人もいました。

龍馬像を見て、お土産を物色して...そうこうしているうちに辺りも暗くなっていました。


次の日の朝...どうでしょうと違うのは、帰りもあるってこと。

でも、モンキーって長距離走っても意外と疲れないんです。

もちろん原付なりのもっさりした加速であったり、速度の制限があったりするのですが、

乗り心地は悪くなく、CB400よりも良く感じる程です。


四国を出るために、桂浜から一路、山間の道路を東へ行きます。

目指すのは、南海フェリーのターミナルがある徳島港です。

どうでしょう班が、桂浜への往路(復路は無いけど...)で使ったフェリーですね。

途中、スーパー林道への分岐を見つける。こんなところにあったのかぁ...

ちなみに朝早く出てきているのでかなりの寒さで、路面もところどころ凍結しています。

もみじがわ温泉。適度に休憩を取りつつターミナルへ向かいます。

南海フェリー徳島港ターミナル。

南海フェリーはオリジナルキャラクターがいるみたい。

阿波野まいちゃん と 郄野きららちゃん...だそうです。

土産屋で思わずシールも買っちまったぜ...。

乗船して和歌山へ。

この日は和歌山から名張まで走りましたが、もう日付がまわっていました。

で、この日が一番寒くて、足なんかもうちぎれそうでした(^_^;)


次の日、今度は伊勢湾フェリーに乗船するために鳥羽へ。

三が日ということもあり、伊勢は激コミでしたね。

伊勢湾フェリー伊良湖へ渡ります。バイクは3台でした。


渥美半島では、どうでしょう班がカッパを着るために立ち寄った、

道の駅「田原めっくんはうす」によってみました。

後は、ただ東へ東へ進むだけで、その日のうちに帰り着くことができました。

静岡の茶畑。もう原付の旅も終わり。

また、モンキーでぶらぶらと出かけたいなと思った。

最後に...

1789.4キロの原付5日間の旅が幕を閉じました。

おしまい。