vツインマグナ プラグ交換

マグナのプラグ交換したときの記録を残しておきたいと思います。


事の発端は、12月26日のこと、いつものようにアルバイト先へマグナで行き、
次の日の早朝に、帰宅するためにマグナにエンジンをかけました。
しかし、忘れ物をして、エンジンを切ってしまったのです。←これが原因でしょう。
戻ってきてエンジンをかけてもセルがむなしく音を立てるのみで、エンジンがかからない!
今まで、セル一発始動が当たり前だっただけに、あせりました。
このとき、プラグが被っているんだ、ということが分からなかったので、
チョークを引いてセルかけたりしてました。アホでした…


30分くらい悪戦苦闘して、これは押して家に帰るしかないと決心し、
2キロくらいの道のりを、ひたすらにマグナを押して帰りました。
早朝の住宅地をバイクを押して帰るのは何か変な気持ちです。
犬の散歩をしている人が多く、みんなゼーゼー言いながらバイクを押している
私を見ながらすれ違いました。
気温は0℃前後にもかかわらず、汗はダクダク。
マグナ、お前ってやつはこんなにも重かったんだな、と思い知らされました。
当然、後日ひどい筋肉痛になりました。


そのまま、何とか帰宅した私は、原因がプラグの被りであることを突き止めると、
プラグの交換をするべく、ネットを見て回りましたが、
年末でどこも発送は年明けになるところばかりでした。
仕方ないので、プラグの確実に売っていそうな、ナップスへ行くことに。


月曜日、ナップス横浜店へ行ってきました。
自転車で行ったのですが、すごく遠く、私が迷ったりしていたせいもありますが、
往復で6時間かかりました。疲れた。



            以下、プラグ交換作業



もう真っ暗になったころ家に着き、そのままプラグ交換作業へ。

買ってきたのは上の写真のものです。
左から、プラグレンチ、モリブデングリス、NGKプラグです。
プラグはググれば、適合表が簡単に見つかるので、マグナ対応のプラグを調べます。
プラグは種類がいくつかありますが、私はノーマル(?)のを買いました。


まず、V型エンジンの後ろ側のプラグから行いました。

上の写真は、プラグをはずすときのもの。
写真中央の穴に、ちょこんと見えているものがプラグです。
その右上にある黒いチューブみたいなのがありますよね?
これがプラグにくっついているので、
初め、このチューブを上に引っ張って取るとこの状態になります。
ここで、プラグレンチを入れて、手でまわせる程度まで緩めます。
その後は、手で回して、取り出しました。


新しいプラグのネジ部に、焼きつき防止と、次回交換時に取りやすいように、
買ってきたモリブデングリスを塗布しておきます。


取り付けは、
初めは、手で回していき、手で回せなくなったら、プラグレンチを使います。
これは、もしネジ部分が斜めに入ってしまっても、
手で作業していると分かりやすいからです。
初めからレンチでやって、斜めになっていることに気がつかず、
ネジ穴を傷つけると、思わぬ修理費用がかかるそうです。


前がわのエンジンも、同様にチューブをプラグから抜き取って、プラグをはずします。

後は後ろと同じ手順で新しいプラグを取り付ければいいのですが、
前は手が入りにくいので、思いのほか苦戦しましたが何とか取り付けられました。


後は、初めに外したチューブを被せて交換終了です。
本当は、プラグを外したときに、プラグの入っていた穴を清掃したほうが
良いそうですが、私は特に何もしませんでした。


はずしたプラグ。
こんがり焼けているというか、もう真っ黒くろすけ状態。
プラグが被っている、ということは、ガソリンの臭いがするかと思ったけど、
特にガソリンくさくはなかったですね。
2気筒エンジンは、被るとオイルも付くとかどうとかって言うのをどっかで見たので、
ガソリン自体は乾いてしまって、オイルが被った状態だったんでしょうか?




以上が、私がプラグ交換の際に踏んだ手順ですが、
一番分からなかったことは、プラグを差し込むとき、
手で回せなくなってから、レンチでどの程度回せばよいのかということです。
ほかのブログでは、二分の一回転とか四分の一など書いてありましたが、
私は固くてそんなにまわせませんでした…
結局、四分の一回転もまわせなかったと思います。大丈夫かなぁ



ここに載せたメンテナンス方法は、初心者である私が行った方法です。
内容は、参考程度にとどめるようにお願いします。



              作業終了




実際、作業が終了して、ここまでやっておいて難ですが、
プラグ交換してもエンジンかからなかったらどうしようと思ってました。
でも、大丈夫。かかりましたよエンジン。
やはりプラグが原因だったみたいです。
正直、取り付けはテキトーと言わざるを得ないので、
走行中に、何かしらの不具合が起きるかとも考えていましたが、
あれから、観音崎奥多摩などのツーリングに行っても快調でしたので、
何とか大丈夫なようです。