ツーリング 北海道 7日目 2010-08-09

この日は、早朝にホテルを後にして、一路、函館港まで走りました。

北海道で走った日程の中では一番キツイと感じる日でもありました(^_^;

それもそのはずで、帯広から函館まで約500キロあり、

特に疲れもたまっていたのに加えて、天候も悪かったのが要因だと思います。

10日のお昼頃のフェリーに乗船予約を取っていたので、

この日に函館まで走る必要はなかったと思いますが、

また先日のようなトラブルが起きないとも限りませんので、

なるべく早く着いておきたいと考えていたので頑張って走りました。

当初は、このような無謀な距離を走る予定ではなかったのですが、

根室に寄り道して、あまりに鈴木食堂が良いところでしたので、

そちらで宿泊させていただいた関係で、予定が少しずれ、このようになりました。


走ったルートは、

帯広市街を東西に走る国道38号線を西へ向かい、国道274号線へ折れて峠越えルートでした。

日勝峠ではほとんど交通量がありませんでしたが、

20メートル先も全く見えないような濃霧が発生していたため、

スピードを落としての走行となりました。


その後は、237号線へ入り、海沿いの道まで出てから函館方面へ。

この日の印象としては、北海道にしては交通量の多い道ばかりを走ったということです。

海沿いへ出てからはかなりの交通量だったと思います。

疲れもピークに達して、意識もだいぶ危なかったと思います。

これからはこのようなことのないように気を付けて計画を練ることにします。

やはり余裕を持って、1日300キロ前後で寄り道しつつ走れる予定を組むのが

一番楽しめるのではないかと思います。



お昼過ぎごろには、洞爺湖あたりまで来ることができたので、

国道37号線沿いにあるドライブインみさきで遅い昼食をと思ったのですが、

誰も客がいなかったので、入りづら過ぎて、スルーしてしました(笑)

なので、結局、函館までご飯は抜きとなりました。


函館市街に到着したのは、19時過ぎごろだったかと思います。

既に回りは真っ暗で、泊る場所も決まっておらず、しかも天候があやしかったです。

函館まで出て、国道278号線を東へ。

この道沿いにはいくつかのキャンプ場があるので、

良さそうなところでテントを張りたかったのですが、

函館を抜けると一気に車がいなくなって、真っ暗で大分心細かった事だけは覚えています。

こういったところがソロライダーの欠点みたいなものでしょうか。

加えて大抵の場合、主要道からキャンプ場へ入っていく道っていうのは、

細くて真っ暗なんですよね...ホント何も見えなかったですから...

真っ暗なキャンプ場で照明がない場合、テントの組み立てが大変なので断念しました。

しかも誰もいない真っ暗キャンプは怖いと...。

結局、道の駅「なとわ・えさん」まで行くことにしました。


道の駅「なとわ・えさん」は、数少ないキャンプ場併設の道の駅です。

道の駅の道路の向かいにはローソンがあり、キャンプ場も清潔で、

夜も照明が点いているため、非常におススメの道の駅だと思います。

このときは僕もこんなに良いところだとは知りませんでしたので、

結果的にここを見つけられて良かったと思っています。

次回以降、函館港を利用する際はこのキャンプ場を利用しようかと考えています。


僕が到着したのは21時を回っており、他のキャンパーは既にテントを設置し、

ご飯を食べたり休憩したり、花火をしたりしていました。

とりあえず、テントを設置して、ローソンで焼きそばとビール。

隣にセロー乗りの若い人がテントを張っていたので、話そうかと思ったのですが、

疲れすぎていて無理でした。そのまま泥のように眠りました。


この日も夜中に雨が降りました。ここまでテント泊2回中2回雨。


次回は函館から本州へ。北海道最後の日となります。