林道麦山線
奥多摩に色々な林道が点在するということでよく行くのですが、その内のひとつが麦山線です。距離はそれほど長くありませんが、完抜の林道で走りやすいため、よく行きます。
奥多摩のふれあい館。初めて麦山線を訪れたときは、まだ若干、雪も残る時期だったので、バイクは皆無でした。
麦山線の入り口は比較的分かりやすく、国道411号線沿いにあります。奥多摩湖に掛かる橋のひとつである峰谷橋を渡って、トンネルに入る直前です。
入り口から昇りとなっており、途中までは舗装路ですが、程なくして未舗装路になります。それなりの勾配になっていて、幅も軽自動車1台分くらいしかないため、対向から車と擦れ違う場合は苦しいことになりそうです。
入り口付近の勾配の強い坂を抜けると走りやすい林道になっています。
基本的には写真のように走りやすい林道ではありますが、こぶし大の石が転がっている区間も一部あります。
かくいう僕は、2度目に来訪したときに、ちょっとスピードが出ていたのか轍でバランスを崩して宙を舞いました(^_^;)。
WR250R インプレッション
2007年からYAMAHAにラインナップされ、もうすぐ10年になるWR250R。1年間、オンオフ含めて1.2万キロ走ってのインプレとなります。オフロードのR1とも言われるマシンですが、そこまでの性能を引き出せるテクを持っているわけでもなく...(^_^;)。オフロードに関しては初心者もいいところですが、インプレッションをまとめてみました。
第一印象は、その大きさに驚きました。過去、DR-Z400に乗っていた経験があったはずが、店頭で見させてもらったときに、コレ...乗れんのか??と思ったのが正直な感想。実家にWR250Rで立ち寄った際には、(これまでのバイクを全て見てきている)母親からしても「そんなにでかいバイク買ったの?」とコメントを貰ったので、ライダーでは無い一般の感覚でも大きく見えるようです。
走りに関しては、高回転域までスムーズに回るエンジンがとても気持ちいいです。これは過去に乗った経験のある、XRやDR-Z、ジェベル、セローとは全く違う感覚でした。オフ車とは言え、オンを走ることが結果的に多くなる訳ですから、オンでも楽しいことが重要だと思っています。そういった意味ではWR250Rの特性はそれにマッチして、オンでもとても楽しく走ることができます。一方、低回転域に関しては、感覚的な話になってしまいますが、僕がこれまで乗ってきたどのバイクよりも弱いと感じました。油断するとエンストします。WR250Rにしばらく乗った後、モンキーに乗ると、その低回転域の力強さに驚きますから...。また、ロングツーリング時などは、低速でもトップギアのままダラダラ走りたいものですが、WR250Rの場合、速度を落としたらギアも落とさないとエンストしてしまうため、ギアチェンジがやや忙しいです。加えて、1,2速はエンブレが強烈でドンつきみたいにガクガクします(^_^;)。このようにWR250Rは、得意な点と苦手な点がはっきりしたバイクだなというのが僕の感想です。
多くの人にとってネックになるのがシート高895mmなんじゃないでしょうか?日本人男性の平均身長は170cm位であり、(体重にも寄りますが)170cmでは爪先立ちになります(汗)。僕は175cm、62kgですが、ノーマル状態では両足を付こうとすると爪先立ちです(^_^;;)。腰をズラして片足が付けばバイクは乗れる!...なんて話をよく聞きますけども、不安定で危ないことに変わりはないので、バイクにおいて足つきは特に大事だと常々考えています。特にオフロードでは、足を付いて崩れたバランスを立て直したり、足を付きながらクリアしたりするケースもあるため、足つきが良いに越したことはありません。シート高については下げる手段がいくつかあるため、自分に合った方法を検討すればいいと思います。ただ、シート高が高いと眺めが非常によく、ツーリング時はとても気分が良いので、下げすぎも勿体無いと個人的には思いますが。
林道では足回りの良さからか分かりませんがサクサクと走れます。ただ足つきの悪さと車体の大きさ・重さもありますから、例えば、狭い坂になっていて、木の根や土・泥がメインのオフロードに持ち込むのは結構厳しく感じます。現に僕はこれで痛い目を見ています...(^_^;)。それに関しては追々紹介するとして...スーパーシェルパやSL230などサイズが小さく、より軽いマシンならもっと気軽に入っていけるだろうな...という場面も結構あるのが実際のところです。この辺りはもっとバイクを上手く扱えるようになれれば...と言ったところでしょうか。
燃費はすこぶる良いです。僕の個体は...の話ですが、ギャンギャン回しても30km/ℓ以下になったことは一度もありません。通常のツーリングで32km/ℓ、ロングツーリングでは35〜40km/ℓくらいであり、ガソリンタンクが7.6ℓと心もとないですが、ロングツーリングも何とかこなせます。これ以上を求める場合、カスタムパーツとしてビッグタンク等の選択肢もあります。
シートはお尻が痛くなります。なりますけど、何とかなります。実際に、WR250Rで北海道ツーリング4000kmをやれています。お尻の位置をずらしたり、ちょっとお尻を浮かせてみたりすれば大丈夫です。ゲルザブやワイドシートもありますしね。
積載に関しては、どのキャリアを取り付けるかで結構違ってくると思います。僕は普段乗りのときにも見栄えが悪くならないようなキャリアと、オフを走ることを考えて荷物の重心が高くならないように積みたいという考えから選んでいます。また、実体験でもあるんですが、リアキャリアはバイクがスタックした場合の持ち手としても重宝するので、頑丈に取り付けられるキャリアを選ぶことは重要だと思います。
WR250Rはカスタムパーツも豊富なのが嬉しいところです。大手どころのバイクショップに行くと、WR用のショーケース等もあったりするので、自分の好みにバイクを仕上げられます。この辺りは流石は人気車種というところでしょうか(^_^)。色々なパーツの選択肢があるので、WRが苦手とする部分をカスタムで補ってやることで、自分にとって乗りやすいバイクにできることは魅力だと思います。
WR250Rは、日本人には厳しいシート高や大きさのため、オフを中心に走る人は、より走破性が高く日本人の体格にあったセロー他を選ぶ場合も多いと聞きました。特にメインバイクを所有していて、セカンドバイクとして山遊び用にオフ車を増車する人は、この傾向が強いみたいです。ただ、1台しか所有できず、その1台で何もかも楽しみたい!という場合に、WR250Rは最適なバイクなのではないでしょうか?
これまで、アメリカン、モタード、ネイキッド、スーパースポーツ、そして今回オフロードと乗り継いできましたが、WR250Rは十分にお勧めできるバイクだと思います。
2015下半期〜2016上半期 ダイジェスト
GSX-R750 ツーリング 湯涌温泉と花咲くいろは 20150529-0530
お久しぶりです(^_^)。
仕事がやや忙しくなり、休出...休出...休し...となってしまい、更新も滞ってしまいました。
が...先日、運良く金曜日に有給を取得することができましたので、前から行きたいと思っていた、石川県金沢にある湯涌温泉に1泊ツーリングへ行って参りました。
石川県まで一気にアクセスする高速道路はありませんので、高速道路と下道を使い石川県まで行くことに。
どうせならばと、平日の志賀高原道路を走るために、まずは高崎方面を目指しました。
圏央道(首都圏中央連絡自動車道)が湘南方面まで開通したこともあり、
湘南から圏央道→関越道と経由して、高崎ICまで走ってみましたが、非常に快適でした。
湘南へ続く圏央道の橋脚は、僕がまだ小さな子供の頃からずっとあって、一体いつ完成するんだろう...?と思っていたものですが、実際に完成すると便利なものですね(^_^)。
高崎までは2時間ほどでスパッと到着し、途中の道の駅で少し休憩などを挟みつつ、志賀高原を目指します。
一昔前に比べて、道の駅って結構力を入れて取り組んでるような感じがします。様々な道の駅が新設され、お洒落で綺麗な建物で地産品の販売を行って。
平日ということで、志賀高原まであっさりと到着。
これまで、志賀高原には何度もツーリングに行きましたが、中々撮れなかったこの写真がようやく撮れました(^_^)。
志賀高原を下ると、夕方の温泉街でブラブラしたかったこともあり、上信越自動車道→北陸自動車道とアクセスして、一気に金沢まで走りました。
スーパースポーツであるGSX-Rでロングツーリングとなると、厳しいイメージがありましたが、速度域が上がる高速道路などでは、足回りがしっかりしていることから、想像以上に楽に走ることができます。厳しいのはポジションかな...(笑)
15時ごろには、目的地である湯涌温泉に到着。
この湯涌温泉ですが、アニメ「花咲くいろは」の舞台となっている温泉街です。
ちょうど、僕が就職した2011年春に放送されたアニメなのですが、偶々、新入社員研修中に寮でテレビを入れたら流れていたのを切っ掛けに見るようになりました。
この花咲くいろはは、働くことを描いた作品であったこともあり、ちょうど就職した直後であった僕には思い出深いアニメのひとつです。
そういった経緯もあって、今回のツーリングにつながりました。
この旅館もアニメに出てくるのですが、今回、直前で休暇を取得できることになり、平日で空いていたこともあり、勢いで予約しました(^_^)。
旅館に到着後は、予定通りに夕方の温泉街をブラブラと散歩しました。
せっかくなので、アニメに登場する場所を写真に撮りに行くことに。
こういった温泉街は、夕方になると良い雰囲気になるものです。
キャンプすることも好きですが、こうした温泉街の旅館に泊まるのも大好きだったりします。
夕方の散策を終え、旅館でゆっくり温泉に浸かって疲れを癒しました。
なんだかんだと長距離走ってきたこともあり、いい気持ちでした。
風呂上りには、花咲くいろはのサイダーを頂きました。
夕食では金沢で有名なのどぐろを頂きましたが、この魚は凄かった(笑)。
非常に油がのっていて、お酒が進む魚だと思います。
翌日、帰りがけに少し山を登ったところまで行ってみました。
若干、木々にさえぎられますが湯涌温泉が見渡せました。
更に登っていき、アニメ作中で主人公達が働く旅館のモデルとなった旅館跡...らしいところまで行きました。
昔はここに旅館があったそうです。
湯涌温泉を後にして、石川県の下道を。
いやー、こういった景色があるとツーリングって感じがしますね!石川県...おススメです。
GSX-R750 ツーリング 初めての革パン! 20150228
初めて買った革パンツを履いて千葉へツーリングに行ってきました!
有名メーカーがラインナップしているような高価なものではなく、一体どんなものか試す意味でとりあえず安物を買ってみました(^_^)。高いものは手が出ません...(^_^;;)
さっそくバイクに乗ってみて......滑る!びっくりするほど滑ります!
革ってタンクやシートにペタペタとフィットするものだと思っていましたが、家を出て最初のブレーキで身体がズルっと前にいってしまいました(^_^;)
あれ?革って馴染むまでは滑るとかあるのかな(汗)...と疑問に思いつつ、ツーリングは続行。
しかし、アクアラインを含む高速を走っていると、滑りすぎて車体をホールドできないことから怖くてスピードが全く出せませんでした。
この日は勝浦方面まで高速道路で走って南房を回る予定でしたが、館山道で東京湾フェリーの乗り場である金谷港に一直線。
フェリーに乗って、三浦半島にUターンすると言う、僕としても前代未聞なツーリングとなってしまいました(^_^;;)。
中止にした理由は、ちょっとしたギャップを超えただけでも身体がズルズル滑ってしまい、車体をホールドしようと力を入れざるを得ないため序盤で疲れきってしまったからです。
滑るのは安物なせいなのか...馴染んでいないからなのか...よく分からなかったので、ナップスに寄り道して高い革パンをお触りしてきました。しかし、高い革パンがとりわけしっとりとしている訳でも無いように感じました。
ナップスの後は、江ノ島に寄り道して帰ることに。
ナイロンパンツと比べ、革パンは非常に丈夫で安全性が高いと思います。これは革パンを履いた後に、ナイロンパンツを履いてみると違いが良く分かります。
ただし、滑りすぎるのは困り物です。とりあえずオイルを塗布したりして、様子見ですかね...(^_^;)
GSX-R750 アグラス レーシングスライダー
GSX-R750にアグラスのレーシングスライダーを取り付けしました。
元々、早いうちに付けよう付けようと思っていましたが、値段が高すぎて先送りしていました。そして、先送りしているうちにコケてしまったと...(^_^;;)
転倒してしまうと、エンジンスライダーだけではジェネレータカバーを守り切れず削れるか割れてしまいます。スライダーに関しては賛否両論あるかと思いますが、取り付けることにしました。
また、余談ではありますが...ジェネレータカバーは新品で1万円くらいします。交換となるとオイルも一緒に交換する必要があり、中々お金がかかります。
取り付けはとても簡単でカウル着脱は不要です。ボルト3本外して、ボルト3本で取り付けるだけです。
GSX-R750 ツーリング 伊豆でうなぎと皮むき
GSX-R750のタイヤを交換しました。ダンロップのロードスポーツです。
納車後、4500キロ走行しフロントサイドが無くなっていたことと、納車時に履いていたBT-016が3年前のタイヤだったこともあり交換を考えていたところ、ちょうど冬のセール中でタイヤも安くなっていたため交換することにしました(^_^)。
さっそく、伊豆へタイヤの皮むきツーリングに行きました。
少し走って皮むき。塩化カルシウムが撒いてあって、ちょっと気になりますね(^_^;;)
最近うなぎが食べたいなぁ〜と思っていて、静岡県の三島に食べに行こうかと思っていたのですが、伊豆にも美味しいうなぎが食べられるらしく、そちらに伺いました。
うなぎは最高でした!外側はパリっと、中はふわっとしており、タレも美味しくてご飯に合っていました。割り箸を割った次の瞬間には平らげてしまいました(^_^)。
河津桜のシーズンとなり、そろそろ込み合う時期ですが、この日はまだの様でした。
途中のコンビニで休憩。天気も良く、冬ですが少し汗ばむくらいで気持ちよかったです。コンビニでドリップコーヒーが気軽に楽しめるようになり、小休憩ではうれしい限りです。
タイヤの皮むきも順調に終わりました。
ロードスポーツのインプレッションは、また別途記事にしたいと思います。
帰りは久々に西伊豆から17号にすることにしました。というのも、天気がよく雲が少なかったので、富士山が良く見えるルートを走るためです。
久々に、400キロほど走りましたので翌日は酷い筋肉痛になってしまいましたが(^_^;;)、非常に気持ちよいツーリングでした(^_^)。